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弱視治療をスムーズに進める
ためには、保護者の理解と協力が
とても重要です。
保護者からの質問に自信を持って
回答できれば、信頼関係も構築
しやすくなるでしょう。
今回は、弱視治療にあたって保護者
からよくある質問と、その回答例に
ついてまとめました。
※本記事の回答は、あくまでも筆者の経験に基づく一例です。
弱視治療に関する考え方は様々であり、施設によっても異なります。
本記事の回答が必ずしも正解、というわけではないことをご留意下さい。
回答
弱視とは、眼鏡をかけてもよく見えない(視力が悪い)状態。
弱視の原因には、遠視や近視、乱視といった屈折異常や斜視などがある。
通常、子どもの視力は体の成長に伴って発達していく。
しかし、何らかの原因によって視力の発達が邪魔されることにより、弱視となる。
『形態覚遮断弱視』など専門用語は使わないようにします
回答
弱視の種類や程度にもよるが、早期発見・治療で治る可能性は高くなる。
視力が発達する時期(視覚感受性期)は8歳~10歳頃までのため、それ以降は治療に反応しにくくなる。
早期に治療を開始するほど、治療に反応して視力が改善しやすい。
弱視が治ったかどうかの視力基準は、眼鏡をかけた状態で1.0の視力が出ることである。
回答
学業に支障が出たり、将来職業選択の自由が利かなくなる。
弱視の治療の効果が出る時期(8歳~10歳頃)を過ぎるといくら治療しても視力は向上しない。
弱視の状態でも小さい頃は不自由がないかもしれない。
しかし、学校に行く年齢で黒板が見えないなど勉強に支障が出る、将来大人になってから運転免許や職業選択などの制限が生じるといった可能性がある。
お子さんの将来について具体的なデメリットを説明すると説得力があります
回答
弱視が治ったからと眼鏡を外すと、視力不良や目の疲れが生じてしまう。
弱視治療が終わった時に、遠視や乱視が中等度以上残っている場合は、引き続き眼鏡をかける必要がある。
将来コンタクトレンズの装用は可能である。
「弱視治療が終わると眼鏡を外せる」と思い込んでいる保護者はかなり多いので、丁寧に誤解を解いて下さい
回答
点眼液が目に入っていれば、その後に泣かれてしまってもある程度は大丈夫。
泣いてしまうお子さんは多いが、アトロピンは効果が強い目薬で、点眼期間も約1週間と長いため心配しなくてもよい。
※泣きながらも点眼を頑張ってくれた保護者をねぎらい、寄り添う姿勢が大事。
大泣きされても点眼薬はちゃんと入っており、全く効果が出ていないということは意外とないものです
回答
通院を続けるうちに少しずつ検査ができるようになるので心配はいらない。
小さい子どもはうまく検査ができなくて当たり前。
個人差も大きいので、同じ年齢の子どもと比べる必要もない。
検査員が一人一人の子どもに合わせて常に適した検査を行ない、視力や治療効果を判断していく。
「視能訓練士を信頼し、全面的にお任せ下さい!」と堂々と対応できれば安心感を与えられます
回答
弱視治療をせずに、このままずっとよく見えない状態の方がかわいそう。
弱視治療に反応する時期は8歳頃までで、それ以降はいくら治療しても視力は上がらない。
治療開始する年齢が早いほど、治療の効果が出て視力が改善しやすい。
チャンスは今しかない!
できるだけ早く眼鏡をかけて、治療開始することが将来のためにも大切なこと。
保護者のオートレフを測り、子どもの屈折と同じ状態の検眼枠をかけさせ、どれだけ見えていないか体験させるのも説得方法の一つです(※)
(※)保護者のオートレフが-2.00D、子どもの屈折が+5.00Dなら、単純計算で-7.00Dのテストレンズを検眼枠で作り、保護者にかけてもらう
回答
子ども眼鏡専門店やスタッフの知識・技術の高い個人店、またはチェーン店での作製をお勧めする。
子どもの眼鏡は壊れやすく、フィッティングもずれやすい。
眼鏡店スタッフには大人の眼鏡とは異なった経験や知識も必要とされるため、子どもの眼鏡をしっかりと合わせられる技術を持った眼鏡店がよい。
レンズの保証期間や作製後のフィッティング調整など、アフターケアも重要。
格安店は薄利多売でスタッフの技術力も乏しいことが多いため、勧めないようにして下さい
回答
弱視治療中の小児において、9歳未満であれば治療用眼鏡の作製費用が療養費として支給される。
以上の年月が経っていれば、眼鏡を作り替えた際も再給付が受けられる。
条件が複雑なので落ち着いて計算し、弱視治療家庭の経済的負担を最も下げる時期を逃さないようにして下さい
回答
眼鏡のレンズやフレームは熱に弱いので、お風呂に入るときは必ず外す。
レンズの傷みやコーティング剥がれの原因になるため、眼鏡をボディーソープやハンドソープで洗うことも避けてほしい。
眼鏡のレンズは中性洗剤やレンズ専用洗剤で洗います
詳しくは眼鏡店でよく話を聞くよう伝えて下さい
回答
マット運動の場合は、眼鏡が壊れる可能性が高いので外してもよい。
その他の運動では本人もかけたままの方が見やすいと思うので、基本的にはかけたまま行なう。
しかし、どうしても眼鏡の破損が心配な場合や、本人が嫌がる場合などは体育の時間のみ外す。
球技は判断が難しいところなので、本人や保護者に任せます(※)
定期受診の際に、体育の時間は眼鏡装用をしているかどうかを確認して下さい
(※)外すと治療にならないが、装用していると破損の可能性もある
トラブルを避けるためにも、体育時の装用の判断は保護者に任せた方がよいこともある
回答
弱視治療には周囲の方の協力も大切なので、ぜひ伝えてほしい。
弱視や弱視治療についても説明すると、より理解や協力が得られやすい。
先生に伝えたいポイント
「今日も眼鏡頑張ってるね!偉いね!」
各施設で先生に渡すための弱視眼鏡の説明書(お便り)を用意しておくのもよいですね
回答
10分でも15分でもいいので、まずはできる時間からやってみる。
アイパッチができることは当たり前ではないので、短い時間でもできたら本人をたくさん褒めることも大切。
アイパッチのモチベーションを高める工夫例
「アイパッチノート」は手帳や日記帳、みるみる手帳などがお勧めです
回答
眼鏡に取り付ける布パッチというものがあるので、試してみてほしい。
その場合、布パッチの隙間から見えていないかどうかしっかり確認する。
(アイパッチの粘着面を必要最低限まで切り取り、皮膚に触れる面積を少なくする方法もある)
弱視治療中の保護者は、不安や疑問を
抱えている方が多いです。
質問に対しては真摯に対応し、ただ端的に
答えるだけでなく保護者の気持ちに寄り
添うことを意識して下さい。
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