今の職場に悩んでいたら・・・
\ 簡単10秒登録 /
\ 簡単10秒登録 /
眼鏡処方って何を重視して聞けばいいかわからない。
本当に自分のやり方で合っているのか不安…
眼鏡処方は患者さんとコミュニケーション
を取りながら、可能な限りニーズに合った
眼鏡を提案していく検査です。
検査を進めながら考えなければならないこと
や患者さんに説明することも多いため、
難しく感じたり、必要以上に時間がかかって
しまったりという人も多いかもしれません。
眼鏡処方の基本的な流れと
それぞれの検査項目において
押さえておきたいポイントを解説
\有料級情報を配信!登録者1,500人超/
まずは、
眼鏡処方の基本的な流れを
項目ごとに解説します。
問診では、
患者さんのニーズや日常生活を
詳しく聞き取ります。
特に、
「どのようなことに困っているか」
「不自由を感じているか」
という点を意識します。
その上で、
「眼鏡を作りたいと思った理由」
を深堀りしましょう。
中には眼疾患による矯正視力不良など、
不自由を感じていることが眼鏡では
解決できないケースもあります。
患者さんのニーズに対して眼鏡で
どこまで対応できるのか?
問診の時点である程度整理しておくと、
眼鏡処方の流れや方向性を決める上で
役立ちます。
眼鏡処方時の視力屈折検査は、
いつも以上に丁寧に行います。
以下のことを常に意識しながら
検査を行いましょう。
患者さんには、
「今日は眼鏡を作るので、
少し時間をかけて視力検査していきますね」
と事前に伝えておくと、
検査協力が得られやすくなります。
また、
前回値と比べて、視力・屈折に
大きな変動がないかどうか
も必ずチェックしてください。
変動が大きい場合は医師に確認し、
処方を見送ることもあります。
「今は眼鏡処方はやめたほうがいいかもしれません。医師と相談しましょう」と説明するのも大切な役割です
\有料級情報を配信!登録者1,500人超/
完全矯正値が得られたら、それをもとに
実際に処方する度数を決めていきます。
処方度数は視力だけでなく、
などを考慮します。
患者さんが現在使用している眼鏡が
ある場合は、その度数を参考に度数を
決定することも多いです。
特に不同視や乱視が強い場合、
現用眼鏡の度数は
どのくらいの度数までなら
違和感なく装用できるか
という貴重な情報になるためです。
もし「いつも使ってるけど今日は持ってきていない」場合は、次回、眼鏡を持ってきてもらってから処方する方が良いこともあります
処方度数が決まったら、患者さんに
5~10分間ほど実際に装用してもらいます。
装用テストは、ただ患者さんに処方度数を
かけさせればいいわけではありません。
を必ず伝えましょう。
この点が理解されていないと、
以下のように正しく装用テストが
できない可能性があるためです。
遠用眼鏡の装用テストなのに…
近用眼鏡の装用テストなのに…
装用テストをする際には次のような
説明を心掛けましょう。
しばらく待合室の中を歩いたり、
視線を動かしたりして、違和感や
クラクラする感じなどがないか
確認してみてください。
用途は遠くを見るための眼鏡なので、
日常生活で使うような視線の動きや
動作を行い、違和感がないか試します。
手元の見え方や違和感がないかどうか、
座った状態でしばらく確認してください。
この眼鏡は近く用の度数なので、遠くは
見えません。
かけたまま歩くと危ないので、
装用テスト中に席を立つ場合は
必ず外してください。
近用眼鏡の装用テストでは、うっかり
かけたまま立ち上がろうとする人もいます。
いったん検眼枠を外し、装用テストをする
場所まで持って行ってからかけてもらうのが
いいでしょう。
普通の視力検査は「矯正視力が出るかどうか」が大事ですが、眼鏡処方は「ニーズを満たせるかどうか」が重要です
\有料級情報を配信!登録者1,500人超/
装用テストを行い、
「これなら大丈夫そう」
という反応が得られれば、
処方度数は決定です。
決定後には、
といったことを伝えます。
もし、「やっぱりなんだか見づらい」
となれば状況の聞き取りから
再スタートです。
一度の処方はでうまくいかないこともあります。
「合わないのに言えずにいる」ということがないよう、信頼関係を築くことが大切です
\有料級情報を配信!登録者1,500人超/
ここからは私の臨床での経験をもとに、
眼鏡処方時に押さえておきたい
重要ポイントを解説します。
患者さんの日常生活を具体的に想像
しながら検査することが重要です。
患者さんは処方された眼鏡で
日常生活を送ります。
検査室での見え方だけではなく、
問診や検査中のコミュニケーションで
患者さんの日常生活を具体的に
イメージしながら検査を進めましょう。
など
「運転する」と答えた場合も、
普通免許か二種免許かなど
なるべく細かく聞き取ります。
など
特に重要なのは「見たいものまでの距離」
です。
患者さんの年齢から残存調節力を推測し、
視距離までの必要調節力を計算しながら
それを補う眼鏡を作る必要があります。
近用眼鏡には計算が必要になるものの、教科書通りにはいかないことも多いものです。
装用テストで患者さんの自覚も重視しましょう
\有料級情報を配信!登録者1,500人超/
眼鏡処方のメリットだけでなく
デメリットもしっかりと説明しましょう。
デメリットに対する説明が足りていないと
など、クレームに繋がる可能性もあります。
デメリットの説明例
この度数は、はっきりと良く見えますが、
慣れるまで違和感が出る可能性があります
かけやすさ(装用感)を重視して
乱視の度数を調整したので、
見え方は少し物足りないかもしれません。
特に、遠近両用眼鏡は
というイメージを持っている
患者さんが多いです。
初めての患者さんにはデメリットも
理解してもらえるように説明しましょう。
遠近両用メガネのデメリット説明例
一枚のレンズに遠くの度数と近くの
度数が入っているので、視線の動かし方
など使い方にコツが必要です。
人によってはなかなか慣れなかったり、
難しく感じたりすることもあります。
使い方に慣れるまでは、階段を降りる
ときなどに十分注意してください。
足元が見えにくく、
危なく感じることがあります。
遠近両用は人を選ぶ眼鏡です。
患者さんが希望していてもおすすめできない場合は、できない理由をしっかり伝えましょう
「眼鏡をすればすべての問題が解決する」と
期待値が高すぎる患者さんの誤解を解くことも
大切です。
という理由から眼鏡処方を希望される
患者さんはとても多いです。
しかし、
眼疾患による矯正視力の不良や
不同視のため眼鏡では両眼を完全矯正
できないなど、
眼鏡では患者さんのニーズや不自由を
解決できないケース
も多くあります。
眼鏡で解決できない場合は、以下の点を
丁寧にわかりやすい言葉で説明しましょう。
コミュケーションをとりながら、「この人はちょっと勘違いしているかも」というポイントを見逃さないようにしましょう
\有料級情報を配信!登録者1,500人超/
眼鏡処方において最も大切なのは、
患者さんと一緒に検査を進めていくこと
です。
ニーズに対して眼鏡でどこまで対応できるのか、
なぜこの度数を選んだのかなど、常に患者さんに
説明します。
検者側が一方的に検査を進めることが
ないように注意しましょう。
患者さんをよく観察してコミュニケーションを
とれれば、必ずニーズにあった眼鏡処方が
できるようになりますよ。
眼鏡処方のポイントがわかりました!明日から実践してみます!
ひとつひとつの件数を丁寧にこなしていけば、ちゃんと上達しますよ!
がんばってくださいね!
\有料級情報を配信!登録者1,500人超/
\ 簡単10秒登録 /