今の職場に悩んでいたら・・・
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実習生に検査について教えたいんだけど、どの検査から教えたらいいんだろう?
何かトラブルがあったら困るし…教え方のコツとかないかな?
臨地実習で実習生に検査を教える
際に、なかなか思うように指導
できず、もどかしく感じたことは
ないでしょうか?
確かに忙しい業務に追われる中、
実習生に検査方法を教えるという
ことはなかなか難しく、結局見学
ばかりさせるということになりがち
です。
そこで今回は、実習生に教える
検査の順番や教え方のコツ、
避けるべき指導方法について
紹介します!
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実習生向けの患者さんは
以上の2点から選びましょう。
疾患で選ぶ
なお、症状が重い方でも患者さんの性格を見て、実習後半であれば検査させていい場合もあります
性格で選ぶ
小児検査の注意事項
新患の方であれば、問診を取ってもらうだけでもいい経験になります!
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実習生に検査方法を教える前に、
まずは患者さんへの声かけや検査に
ついての説明をすることからスタート
します。
具体的には
といったことです。
実習生は現場で声が小さくなりがち
です。元気よくハキハキと患者さんに
接するよう指導しましょう。
現場である程度、患者さんと
コミュニケーションが取れてから、
検査方法について指導して下さい。
それでは実際に実習生に検査方法に
ついて指導していきます。
検査を教える順番は、
など比較的簡便で患者さんの負担が
少なく、侵襲性の低い検査から指導
していきましょう。
学校で教わっている検査手技や使って
いる検査機器は指導者の認識と異なる
可能性があります。
「学校でもやってるはずだしこれ
くらいはわかるだろう」と思わずに、
イチから説明するようにして下さい。
慣れてきたら
5. 視力検査
6. GP
7. 眼位・両眼視検査
などに進めましょう。
一度にたくさんの検査を教えず、
一つ一つの検査手技についてきちんと
指導し、フィードバックすることを
心がけて下さい。
ただし、
など侵襲性が高く、高度な技術が要求
される検査は、万が一のトラブルを
避けるためにも、見学だけにとどめた
方が良いと思います。
まず最初は職場のスタッフにお願い
して検査の練習をします。
協力相手は必ずしも視能訓練士である
必要はなく、むしろ検査に詳しくない
受付スタッフなどに手伝ってもらうと、
より患者さん目線で評価してもらえます。
スタッフが相手だと、どうしても和気
あいあいな雰囲気になりがちです。
指導者としてメリハリをつけるように
心がけて下さい。
実習では患者さんを相手に検査をしないと意味がありません!
視力が出ている初期の緑内障など、
実習生が出来そうな症例を見極めて、
少しずつでいいのでトライさせましょう。
正しく検査をするには患者さんとのコミュニケーションが大切。
検査手技を教えるのはその後からでOKです!
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実習生と言っても、検査の習熟度や
理解度には差があるため、その実習生
のレベルに合わせた指導をするように
しましょう。
例えば、検査を見学させたり検査結果を
見せたりして、
「今の患者の検査を見ていてどう思った?」
「この検査結果を見てどう思う?」
などの質問を投げかけて、答えてもらう
ことにより、実習生のレベルを大まかに
測ることができます。
もちろん、実習生は未熟で当然。答えに
詰まってしまうことがほとんどだと思い
ますが、責めることなく理解している
部分を褒めてあげます。
実習生のレベルを見極め、
など自由に決めて下さい。
大切なのは指導者のエゴを押し付けないこと。
「何ですぐにできないの?」と言いたく
ても、「こうすれば理解できるかな?」
と置き換えて指導して下さい。
教科書の手技を理解している前提で、
同じ検査手技でも教科書と現場では
違うということを指導しましょう。
教科書に書かれている検査手技を
そのまま臨床で行なうと、ものすごく
時間がかかり患者さんも疲れて
しまいます。
さらに、症例によっては教科書の
やり方が通用しない場合もあります。
「なぜ教科書的な検査手技を理解していないといけないと思う?」
と実習生に問いかけて、座学と
臨床で差が出る理由や座学の
重要性を考えさせてもいいでしょう。
臨床現場では教科書通りにはいかないことがたくさんあるということを実習生に伝えましょう!
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実習生にただひたすら検査をさせる
のは実習指導としてはあまり好ましく
ありません。
作業的に検査をするだけだと、
検査を行なう理由や必要性、優先
順位などを考えることをやめて
しまいます。
例えば暗室にこもらせて延々とHFA
をさせたり、オートレフだけを
ずっと測定させたりなどです。
実習で大切なのは、患者さん一人一人
の疾患や検査結果について考察する
ことです。
検査結果について必ずフィードバックするように心がけて下さい
業務が忙しいという理由で、実習生に
見学ばかりさせないようにしましょう。
何時間も見学だけなのは苦痛であり、
「見学ばかりでラッキー!楽ができる!」
と考える実習生もいるかもしれません。
無理のない範囲で、なるべく実習生にも
検査に参加させて下さい。
検査の一部をやるだけでも、指摘する
ポイントは山ほど出てくるはずです。
実習生は未熟で当然なので、どんどん
トライさせて下さい。
検査や見学ばかりさせるのは実習生や指導者も楽をしているだけかも…。
実りのある実習期間にしましょう!
今回は実習生への検査の教え方の
コツについて紹介しました。
まずは患者さんに接することから
慣れていき、それから比較的簡便に
行える検査から指導していくよう
にしましょう。
また、実習生のレベルに応じた
指導をするように心がけましょう。
指導者として大切な役割です。
ただひたすら検査や見学をさせ、
なんとなく実習期間を過ごさせる
ようなことは避けて下さい。
出来ることから少しずつ実習生を
臨床現場に参加させて、実りのある
実習期間にしましょう!
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