視能訓練士が円満退職するための手続きと流れを徹底解説!
円満に退職したいのですが、どのような手続きと手順を踏んだらいいのでしょうか
「立つ鳥跡を濁さず」という
ことわざがあるように、組織を
離れる時には引き継ぎまでを
しっかり行ない、職場に迷惑を
かけないようにするのが社会人
としての常識です。
この記事では、視能訓練士が
円満に退職するための手続きと
流れを5ステップで徹底解説
いたします。
転職における最後の項目となり
ますので、ぜひ参考にしてみて
下さい。
- 視能訓練士が円満に退職するための手続きと流れ
退職の意思を上司に伝える
自分の中で退職が決まったら、
まずは直属の上司に報告をします。
この時点では相談という認識
になります。
という感じで、時間を取って
もらうといいですね。
退職願・退職届を提出する
次に、勤務先の規定に沿って、
退職願・退職届を出します。
例えば、「2カ月前(1カ月前)
までに退職願(退職届)を提出
する」とあれば、それまでに
直属の上司や病院に、退職願
または退職届を提出します。
退職願とは
- 「退職したい」という意思を伝えるための書類
- 撤回ができる
退職届とは
- 退職願の提出(退職の意思表明)を経て、退職が確定した後に提出する書類
- 撤回ができない
- 民法第627条において、病院の承認がなくても退職の意思表示から一定期間が経過すると退職できると認められている
退職願・退職届の書き方、封筒の書き方は以下の通りです。
- 便箋はA4縦もしくはB5縦の白紙
- 封筒は無地の白
- 黒のボールペンや万年筆で書く
- 真ん中に「退職願(退職届)」、裏の左下に「所属部署名と氏名」と書く
退職願や退職届の提出は、
法律上義務付けられている
ものではありません。
退職願は口頭で可能という
病院が多いです。
一方、退職届においては提出
するのが一般的となっています。
私も退職の意思表明は口頭で行ない、退職届だけを上司に提出しましたよ
また、退職の時期も大切です。
退職日を決めるにあたって、
おすすめの時期は以下の通り
です。
おすすめの時期
- 年度末である3月末
- 視能訓練士の求人が増える時期(1月〜2月、7月)
- ボーナスを受け取った後(夏のボーナス6月下旬〜7月上旬、冬のボーナス12月中旬)
年度末は、病院が次年度の組織
編成を組む上で一番考慮しやすい
ものです。
また、視能訓練士の求人が増える
時期も、次の視能訓練士を探す上
では、比較的迷惑がかかりにくい
と言えるでしょう。
急な事情がない限りは時期を考慮して下さいね
逆に、退職をおすすめしない時期
は以下の通りです。
おすすめしない時期
- ゴールデンウィークや夏季休暇、年末年始など休暇中
- 同僚の産休、育休期間中
- 委員会などの役割を担っている最中
人手が足りない時期は、職場に
迷惑がかかるので避けるように
します。
また、病院の委員会などの役割を
担っている最中に退職するのも、
途中で業務を投げ出すイメージに
繋がりますので避けましょう。
なるべく職場に迷惑がかからない時期を選ぶよう意識したいですね
業務の引き継ぎをする
自分がいなくなっても業務が
滞らないように、責任を持って
業務の引き継ぎをします。
「どうせ自分は辞めるから」と
業務がいい加減になるのは言語道断
です。
- 検査業務
- 検査以外の業務(普段している事務作業、院内で担当している役員や委員会など)
- 備品や物品などの配置場所
- 外部業者さんとのやりとり
現在自分が担当している業務全ての
引き継ぎをするようにしましょう。
眼科は狭い世界です。今後のためにも悪い評判が広がるのは避けたいですね
返却するもの・受け取るものを確認する
退職に際して、職場に返却するもの、
職場から受け取るものの確認をします。
職場に返却するもの
- 名札
- 制服
- 職員証(あれば)
- その他借りていた備品など
職場から受け取るもの
- 雇用保険被保険者証
- 離職票
- 源泉徴収票
- 年金手帳(原本を預けている場合)
- 厚生年金基金加入者証(加入していた場合)
それぞれ以下の手続きに必要になります。
- 雇用保険被保険者証・離職票・・・失業保険の手続き
- 源泉徴収票・・・確定申告の手続き
- 年金手帳・厚生年金基金加入者証・・・年金の手続き
退職日ギリギリに慌てないよう、余裕を持って確認して下さい
退職の日を迎える
最終日にはお世話になった方達に、
業務の合間をぬって挨拶に向かい
ましょう。
その際、菓子折りなどの感謝の品を
添える人もいます。
お世話になった感謝の気持ちが伝わればOKですよ
まとめ
視能訓練士が円満退職するための
手続きと流れについてご紹介しました。
お世話になった職場になるべく
迷惑がかからないよう、社会人
としての気遣いをしながら、
最後まで責任を持って業務と
引き継ぎを行なって下さい。
お互いに気持ちよく最後を迎えられるよう意識してみて下さいね。
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