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【視能訓練士の企業転職インタビュー】収入アップのために企業転職を決断|面接から入社後まで完全公開

「このまま臨床だけでいいのか?」「企業で働くなんて、自分には関係ない…」

そんな迷いを抱えたことがある視能訓練士の方も多いのではないでしょうか。

本記事では、視能訓練士として3年半クリニックで勤務した後、大手企業に転職した方のリアルな体験談をお届けします。彼は学生時代からキャリアを見据え、独自の戦略で転職活動を進めてきました。

文章を読むのが面倒な方は動画をご覧ください。

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この記事の対象読者

  • 視能訓練士として働いているが、将来の選択肢を増やしたい方
  • 企業転職に興味はあるが、何から始めていいか分からない20〜30代
  • 転職活動に不安を抱えている医療職の方

この記事を読むメリット

  • 大手企業への転職プロセスや対策法が分かる
  • 面接で伝えるべき“スキル”と“思考”の違いが明確になる
  • 転職後のギャップ・やりがい・成長機会までリアルに知れる
目次

視能訓練士から企業へ──転職のきっかけと背景


転職者の彼は、大学卒業後に中規模のクリニックで3年半勤務。

もともと大学時代から企業転職を見据えており、就職先もキャリア展望を加味して選んでいたそうです。実際に動き始めたのは3年目から。「3年やれば面接官にも納得されやすい」と考え、キャリアのタイミングを計っていたと語ります。ただ、いざ面接を受けてみると「実際はそこまで年数は重視されなかった」と感じたとも語っており、年数よりも中身や姿勢が問われるのだと実感したそうです。

転職理由としては主に次の2点:

  • 収入面への不安
  • キャリアの選択肢を広げたいという想い

「免許を取ったから医療機関で働く」という固定観念から一歩抜け出し、民間企業での挑戦を前向きに捉えていました。

加えて、「このままでは将来的に限界が来るかもしれない」という漠然とした不安も、行動の大きな動機になったと語ります。医療の世界では“役職が限られる”ことも多く、特に個人クリニック勤務では昇進やスキルアップの機会に限界があると感じていたそうです。

また、働き方の柔軟性や将来的なキャリアの広がりという観点でも、医療機関だけにとどまらない選択肢を持つことの重要性を実感していたようです。「働きながら家庭を持ったときの両立」「海外展開や多国籍な環境」など、医療現場では得られない経験を求めていたとも話しています。

「検査以外」にこだわった在職中の準備

臨床勤務中は、検査だけにとどまらず、以下のような業務にも積極的に取り組んでいたそうです。

  • 院内ルールや設備改善への関与
  • ExcelやPowerPointを使った業務効率化
  • 数値を扱う分析や資料作成

企業での業務を想定し、「検査の技術」ではなく「再現可能な汎用スキル」の習得を意識していたのが特徴です。

さらに、カルテの電子化や院内での新人教育にも携わり、「仕組みづくり」や「人材育成」といった視点も養っていたとのこと。これらは企業においても高く評価される要素となります。

他にも、医師との連携を深めるために「どう伝えるとスムーズに診察に繋がるか」といったコミュニケーションの工夫も意識していたそうです。こうした小さな意識の積み重ねが、後に営業や社内調整の場面でも活きてきます。

転職活動の始め方──求人を探す前に「業界マップ」を描く

転職を検討し始めた彼がまず行ったのは、求人を探すことではありませんでした。いきなり応募するのではなく、業界全体を俯瞰して情報を整理することからスタートしたのです。

まずは「眼科に関連する企業ってどれくらいあるんだろう?」という視点で、企業の種類や業態を調べました。医療機器メーカー、コンタクトレンズメーカー、医療系SaaS企業など、視能訓練士としてのバックグラウンドが活かせそうな業界を洗い出し、どの企業が求人を出しているかをチェック。

この段階では「今すぐ応募する」よりも、「選択肢を増やす」ことに重きを置いていたと語ります。焦って行動するのではなく、準備の段階で視野を広げておくことが、のちの戦略的な応募に繋がっていきました。

使用したサービスは「ビズリーチ」と「オープンワーク」。前者で求人を検索し、後者で企業のリアルな口コミや働き方、年収レンジなどを確認。特に口コミ情報は、医療職にとって未知の企業文化を理解する上で貴重だったそうです。

このように、事前に業界地図を描いておくことで「自分はどこで勝負すべきか」「この企業は自分に合っているか」を見極められるようになり、後悔のない選択に繋がったと振り返ります。

転職活動の戦略──「一点突破」型のアプローチ

彼が実際に応募したのはたった1社。周囲には驚かれたそうですが、そこには明確な戦略がありました。

「とにかく一度、企業の選考プロセスを経験したかった」

最初の応募は“記念受験”のような位置づけで、企業の採用フローや自分の市場価値を把握することが目的でした。そのため、徹底した企業研究を行い、業界動向・企業のカルチャー・採用傾向を深く調査。その企業が求める人材像と自分の経験・強みを照らし合わせ、ピンポイントでマッチする志望動機を構築して臨みました。

結果として、その1社から内定を獲得。もちろん運もありますが、「分析→対策→実践」というプロセスを明確にしたうえで行動したことが成功の要因だったと語ります。

この“1社突破”のアプローチは、数撃ちゃ当たる型の転職とは対極にあるもの。彼のように情報を集め、自分に合う企業を見極める力があれば、無駄な転職活動に時間をかけずに済むという好例と言えるでしょう。

面接対策──13時間の“言語化トレーニング”

特に印象的だったのが、面接対策への向き合い方です。彼は「面接でよくある質問100選」を活用し、すべての質問に対して自分の言葉で回答できるよう、繰り返し練習を重ねました。

  • ネットのQ&Aを使って自己分析
  • 回答をノートに書き出し、自分の経験と照らし合わせて構成
  • 丸暗記ではなく、どんな質問にも“考えながら話す”力を磨く

これにより、面接では噛んだとしても自信を持って自分の言葉で話すことができ、企業側にも「誠実さ」や「素直さ」が伝わったといいます。

この“言語化力”は、医療職に不足しがちなスキルのひとつ。普段の業務では感覚的・非言語的なコミュニケーションが中心になるため、論理的に話す練習は大きな武器になります。

まとめ:視能訓練士の“経験”を企業でもっと活かそう

彼の転職ストーリーは、「特別な実績や学歴がなくても、戦略と準備次第で上位企業に入れる」ということを証明しています。

転職活動において、資格そのものよりも重視されるのは“経験を言語化する力”“それを企業価値に変換する視点”です。

医療現場で培った観察力・対人スキル・改善意識は、企業においても再現性の高いスキルとして活用できます。

「今のままでいいのか」と迷っている方へ。

その不安は、未来を変える最初のサインかもしれません。

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