今の職場に悩んでいたら・・・

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依田(Contact):皆さん、こんばんは。本日は「資格を生かして企業で働く」というテーマで、HOYAアイケアカンパニーの川野辺さんにお話を伺っていきます。
川野辺さんは、視能訓練士の資格をお持ちで、現在は人事総務部で視能訓練士の採用をご担当されています。川野辺さん、よろしくお願いいたします!
川野辺(HOYAアイケアカンパニー):はい、よろしくお願いいたします。今日は、企業で働く視能訓練士のリアルな実情をお話できればと思っています。
依田(Contactキャリア):ありがとうございます。では最初に、川野辺さんの自己紹介からお願いできますか?
川野辺:はい。私は1996年生まれで、2019年に北里大学の視能訓練士課程を卒業しました。新卒でHOYAに入社し、最初は営業部に配属されました。その後、マーケティング部を経て、今は人事で視能訓練士の採用を担当しています。
依田:医療機関ではなく、企業への就職を選ばれた理由って何かあったんですか?
川野辺:はい、大きく2つあります。1つ目は「同期が欲しかった」こと。2つ目は「夢を持ちたかった」からです。正直、私自身は視能訓練士になった動機が、周りと比べて弱いと感じていたんです。
依田:視能訓練士って、過去に斜視や弱視を経験した方が「自分も誰かを助けたい」と思って目指すケースが多いですもんね。
川野辺:そうなんです。でも私はちょっと近視が強かった程度で…。だから学生時代は「自分に病院で働く覚悟はあるのか?」って悩むこともありました。そんな時、先生から「企業という選択肢もあるよ」と教えていただき、視界が開けた感じがしました。
依田:実際、HOYAさんに決めた理由ってどんなところだったんでしょうか?
川野辺:企業規模と人間関係の良さですね。当時の営業部長に「大きな企業には大きなやりがいがある」と言われて、心が動きました。それに、説明会で出会った先輩社員たちがとても仲良くて、「この会社なら自分も楽しく働けるかも」と思えたのが大きかったです。
依田:なるほど…人間関係の印象って結構大事ですよね。
川野辺:本当にそう思います。実際、入社してみてその直感は間違ってなかったと感じています。
依田(Contactキャリア):ではここからは、HOYAってどんな会社なのか、そして視能訓練士がどう活躍できるのかを詳しく伺っていきたいと思います。
川野辺(HOYAアイケアカンパニー):はい、ありがとうございます。まずHOYAについて簡単にご紹介しますね。
HOYAは医療機器や情報通信など、いろんな分野で事業を展開している会社です。特に眼内レンズやメガネ、コンタクトレンズなど、アイケアの領域ではご存じの方も多いかもしれません。
依田:事業の幅も広くて、実はプライム市場にも上場しているんですよね。
川野辺:そうなんです。従業員は全世界で3万6000人以上いて、時価総額も国内でトップクラスに入る企業です。
アイケアカンパニーはその中でも、コンタクトレンズを扱う部門で、駅近にあるクリニックや店舗と連携して、お客様に最適なレンズを提案するビジネスをしています。
依田:なるほど、いわゆる「販売」だけではなくて、専門知識を活かした「コンサルティング」的な側面も強いんですね。
川野辺:まさにその通りです。処方箋に基づいたご提案なので、視能訓練士の専門性が活かせる場面は非常に多いですし、ただモノを売るのではなく、目の健康を守る仕事でもあります。
依田:企業と病院での働き方って、具体的にどう違うんでしょうか?
川野辺:ざっくり言うと、企業では「キャリアの幅」が広がります。
病院では検査や診療補助が中心ですが、企業ではそこに「販売力」「マネジメント力」「マーケティング視点」など、プラスαのスキルが身につきます。
依田:年収面や福利厚生も気になるポイントかと思いますが、そのあたりはどうですか?
川野辺:企業によりますが、HOYAの場合は福利厚生がかなり整っています。年間休日は125日、有給取得率も60%以上。育休や時短制度もあり、女性が長く働きやすい環境です。
年収についても、医療機関よりもキャリアに応じた昇給幅が大きい傾向があります。役職が上がれば100万〜200万円アップすることもあります。
依田:それは大きなモチベーションになりますね。
川野辺:はい。もちろん最初は不安だと思います。でも、私たちもそういう方々を支える体制を整えているので、ぜひ一歩を踏み出してみてほしいです。
依田(Contactキャリア):ここからは、実際にHOYAで視能訓練士がどんな仕事をしているのか、詳しく教えてください。
川野辺(HOYAアイケアカンパニー):はい、大きく分けて3つの役割があります。
まず1つ目は、「コンタクトレンズのプロ」として、製品をわかりやすく説明し、眼科さんとのビジネスをサポートすることです。
依田:視能訓練士としての知識が、そのまま企業の“強み”になるんですね。
川野辺:そうなんです。私たちは処方箋に基づいてレンズをご提供していますので、視能訓練士の視点で話せることはとても価値があります。
新しいレンズの説明だけじゃなくて、眼科との関係性づくりにも関わっていきます。
依田:2つ目の役割は何でしょう?
川野辺:2つ目は「コンサルティング販売」です。
店舗でお客様のお悩みをヒアリングして、ライフスタイルやニーズに合わせた最適なレンズをご提案します。いわゆる接客業務ですが、知識と提案力が求められるお仕事です。
依田:医療現場とはまた違った「対人力」が鍛えられそうですね。
川野辺:そうですね、でもそれが楽しいという声も多いですよ。
そして3つ目は「店舗のマネジメント」です。これは店長や副店長といった役職についた後の話ですが、チームをまとめたり、売上の管理や戦略を考える“経営視点”が求められます。
依田:なるほど、将来的には“経営者感覚”も身につくと。
川野辺:まさにそうです。店長になれば、採用や教育、会議参加なども含めて幅広い仕事を担います。
とはいえ、キャリアの選び方は自由で、時短勤務を取り入れてプライベートと両立する方もいますし、マーケティング部門や教育担当、本部への異動といった道もあります。
依田:ライフステージや志向に応じて、柔軟にキャリアを設計できるのは魅力ですね。
川野辺:はい。視能訓練士の資格を活かして、ただ“企業に入る”だけじゃなく、“どう活躍していきたいか”を考えられる環境だと思います。
依田(Contactキャリア):ここからは、実際に参加者の皆さんからいただいた質問をもとに、気になるポイントをQ&A形式で深掘りしていきます。
川野辺(HOYAアイケアカンパニー):はい、なんでも聞いてください!
依田:ではまず一番多かった質問から。「販売や店舗勤務の経験がないのですが、大丈夫でしょうか?」
川野辺:これはよく聞かれますが、結論から言うと全然大丈夫です。
HOYAは研修制度がしっかりしていて、入社後のOJTでも周りの先輩たちが丁寧にフォローしてくれます。人間関係が良い職場なので、安心して成長できる環境です。
依田:なるほど、未経験からのチャレンジでも安心ですね。続いて「視能訓練士が社内に少ない中で、不安を感じませんか?」という声もありました。
川野辺:確かに、企業内では少数派ですが、だからこそ「あなたの知識が必要」とされる場面が多いんです。
研修やOJTでしっかりサポートしますし、孤立するようなことはありませんのでご安心ください。
依田:次は「リモートワークは可能ですか?」という質問です。
川野辺:現時点では、店舗勤務の方はリモートワークは難しいですね。ただし、将来的に本部勤務やエリアマネージャーなどの職種に就けば、リモートでの働き方も可能になります。
依田:キャリアパスによって働き方が広がるということですね。では、「副店長・店長になるにはどれくらいかかりますか?」
川野辺:最短で副店長は1〜2年、店長は2〜3年です。平均だと副店長が5年、店長が10年くらい。やる気と実績次第でスピード昇格も十分に可能ですよ。
依田:「昇給額ってどのくらい?」という具体的な声も来ています。
川野辺:これも幅がありますが、一般的な医療機関と比べると年収アップの幅は大きいです。昇格すれば月に5万円以上上がるケースもあります。毎年の昇給もあり、やりがいに直結しますね。
依田:年齢に関する不安もあるようです。「30代以降でも大丈夫ですか?」
川野辺:もちろん問題ありません。適性やスキル、意欲をしっかり見て判断しますので、年齢は採用の障害にはなりません。
依田:では、シフトに関する質問です。「お休みの希望って通りやすいんでしょうか?」
川野辺:はい、希望休は月2〜3日出せて、店長が調整してくれます。基本的には通りますし、働きやすさは意識しています。
依田:「育児と両立できますか?」というご質問もあります。
川野辺:育休や時短勤務制度もありますし、ご家族のライフイベントへの支援も整っています。働き続けられる体制は十分にあると思います。
依田:最後に、「転勤はありますか?」「本社勤務は可能ですか?」という質問がありました。
川野辺:総合職を選ぶと転勤の可能性はありますが、実際はかなり少ないです。
また、本社配属は現在の募集では想定しておらず、まずは店舗勤務からスタートいただく形になります。
依田(Contactキャリア):ここまで企業で働くイメージを膨らませていただいたと思いますが、「実際に応募するにはどうすればいいの?」という疑問も出てきますよね。
川野辺(HOYAアイケアカンパニー):はい、ぜひそのあたりも具体的にご紹介いただければと思います!
依田:ありがとうございます。応募の流れはシンプルに3ステップです。
1つ目は、まず私たちContactキャリアにご相談いただくこと。
LINE公式アカウントから気軽にご連絡いただけます。そこで専属のコンサルタントが、ご希望や不安に丁寧にヒアリングします。
川野辺:転職って、いきなり応募するのはちょっと勇気がいりますもんね。
依田:そうなんです。なので、2ステップ目として、私たちが履歴書・職務経歴書の作成をお手伝いし、企業面接に向けた対策も行います。
病院とは違って企業の面接はしっかり見られるので、そのギャップを埋めるサポートをしています。
川野辺:そのサポートはかなりありがたいですね。実際、どのくらい準備に時間がかかりますか?
依田:個人差はありますが、相談から応募までは1〜3ヶ月が目安です。さらに、内定から入社までも1〜3ヶ月ほどかかることが多いです。
川野辺:なるほど、逆に言えば、早めに動き出した方が安心ってことですね。
依田:まさにそうです。これまでご相談いただいた方の中にも、「もっと早く動けばよかった」という声もありました。
LINEでご連絡いただいた方には、HOYAさんからのQ&Aや事例も共有しているので、まずは情報収集からでもOKです。
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