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【東京都杉並区 阿佐ヶ谷駅徒歩2分】東京ビジョンアイクリニック阿佐ヶ谷 視能訓練士求人インタビュー

今回は『東京ビジョンアイクリニック阿佐ヶ谷』の井手 武(いで たけし)院長にインタビューをしました!

独特な発想と視点でシステム開発やkindle出版をこなす井手院長は、数いる眼科医の中でも異色の存在です。

東京ビジョンアイクリニック阿佐ヶ谷で働いたらどのような視能訓練士になれるのか、ぜひ最後まで目を通してみて下さい。

「視能訓練士求人インタビュー」では、視能訓練士がインタビューを行うことで、求人票だけではイメージできないリアルな働き方を視能訓練士目線で解説します。

井手院長

略歴

大阪大学医学部卒

大阪大学付属病院眼科

大阪警察病院 眼科

大阪大学大学院医学系研究科(医学博士)

Bascom Palmer Eye Institute,University of Miami

南青山アイクリニック副院長

東京ビジョンアイクリニック阿佐ヶ谷開院(2017年)

目次

患者さんについて

Contact編集部

どのような患者さんが来院しますか?

井手院長

ものもらいなどの一般患者さんや角膜疾患の方が多いですね

平日土曜日曜
午前
午後
おだやかふつう忙しい

患者さんの年齢幅はお子さんから90代までですが、特に多いのは小学生から60代くらいだと思います。

当院では手術を行なっていないので、ものもらいや結膜炎といった一般の患者さんや、円錐角膜の方が多いですね。特に円錐角膜は私の専門でもあり、他院から紹介されることもあります。

阿佐ヶ谷に開業したのも、遠方から来院される患者さんが、「東京駅や新宿駅など主要駅から乗り換えなしで来院できるから」という理由からです。

近隣の大きな病院から経過観察の依頼もよく来ます。地域一帯で連携して、患者さんのサポートにあたっています。

かかりつけ医として地域の医療を支えつつ、井手先生が専門とされている円錐角膜の患者さんが広い地域から来院します

Contact編集部

お子さんの割合はどのくらいですか?

井手院長

だいたい一日5、6人は来ますね

お子さんは1日5、6人なので、そこそこいる印象ですね。学校やファミリー層が多い地域なのと、近隣の眼科が早く終わってしまうというのもあるのでしょう。

学校検診後の季節は弱視が見つかることもありますが、だいたいは結膜炎などで来ることがほとんどです。

来院されるお子さんは弱視より、ものもらいやアレルギー疾患などが多いようです

院内のシステム

受付の様子
Contact編集部

予約のシステムはどうなっていますか?

井手院長

完全予約制と予約優先制に分けています。予約外でも診ますよ!

完全予約制は視野検査、オルソケラトロジー、初めてのコンタクト処方です。それ以外の診療は予約優先制で、1日の予約人数は20人くらいに絞っています。

予約外で受診したい場合は、お待たせすることを了承した上で受診していただきます。このやり方なら優先された予約患者さんも満足するし、予約外患者さんも納得してもらえるので、トラブルが少ないのです。

Contact編集部

いい方法ですね。電子カルテは使っていますか?

井手院長

はい、電子カルテと一部紙カルテを併用しています

電子カルテはCLIPLA Eye(クリプラアイ※)を使用しています。当院の場合、院内のデジタル化に力を入れていますが、紙カルテも併用しています。

例えば前回と同じ薬を処方するときは電子カルテの方が便利ですが、一度しか利用しない情報は紙に書いて見た方が早いのです。

手間の再利用をすることが目的なので、電子でも紙でも状況で使い分けるのがいいと思っています。

電子カルテに触れたことのない人でも、きちんと指導があるので大丈夫ですよ

(※)CLIPLA Eyeとは眼科初のクラウド型電子カルテのこと

>>CLIPLA Eye(公式サイト)
>>CLIPLA Eye 導入事例インタビュー(東京ビジョンアイクリニック)

Contact編集部

正直なところ…残業はあるんでしょうか?

井手院長

いや、ほとんどないですね

残業はほとんどないので安心して下さい。18:30に受付が終了するので、たいていは19:00に帰れます。

ただし学校検診の時期などによって、忙しい時は月に1~2回くらい、19:30近くになってしまうこともありますね。

もともとの終業時間が遅いので「診療が終わって無駄に残さない、帰っていいよ」というのが私の方針です。

無理に閉院時間まで残らなくて済むのは、ストレスのない働き方ですね!

検査について

東京ビジョンアイクリニック阿佐ヶ谷検査
検査室の様子

ー検査器機

  • レフ・眼圧
  • 視力検査機器(1m)
  • CASIA
  • コンタクトレンズ処方
  • オルソケラトロジー
  • 細隙灯顕微鏡
  • 視野検査 (kowa)
  • OCT(OCTA)
  • スペキュラー
  • 先生
    • レーザー 
    • YAG

視能訓練士さんには、細隙灯顕微鏡でハードコンタクトやオルソケラトロジーのフィッティングを確認してもらいます。扱い方の指導もするので心配いりません。

CASIAは円錐角膜の治療とオルソケラトロジーで使っています。オルソケラトロジーは患者さんとのヒアリング、レンズ選択からフィッティングまで、普通のコンタクトレンズ処方のような流れで行ないます。

細隙灯顕微鏡やCASIAはなかなか扱えません。興味のある人にはおすすめです!

Contact編集部

視能訓練士はどこまで自己判断で検査していいのでしょうか?

井手院長

基本的に全部です。自分で考えて必要な検査を組み立てて下さい

視能訓練士さんに対しては、「自分で考えて、検査を組み立てる力」を養ってほしいので、細かく指示を出すことはありません。

足りない検査は追加することもありますが、基本的には自立して、臨機応変な対応ができる視能訓練士になってほしいと思います。

視能訓練士同士でお互いに学び合い、教え合う環境が整っているので、成長するにはぴったりの眼科ですよ。

視能訓練士同士、お互いが刺激し合って成長できる眼科です

スタッフ構成

Contact編集部

スタッフの皆さんはどんな感じでしょうか?

井手院長

20代~40代で、昼休みも自由に過ごしてます

スタッフはパートの視能訓練士3人、常勤の受付3人、時々パートで手伝いに来てくれるスタッフが6人ほどです。年齢は20代~40代半ばまで、各世代にばらけている感じです。

昼休み中の過ごし方は皆さん自由です。自宅が近ければ帰ってもかまいません。私は近所のフィットネスジムに通っています!

「おしゃべりに参加させられてストレス」という人にも安心な自由な過ごし方ができます

Contact編集部

スタッフの集まりなどは開催していますか?

井手院長

コロナ前は忘年会やお疲れ様会を行なっていました

コロナの前には忘年会や、IDが5000とか1万とかキリがいい番号のときに『お疲れ様会』といった集まりを行なっていました。コロナが明けたらまた再開したいですね。

求める視能訓練士像

角膜疾患を精密に検査するためCASIAが設置されている
Contact編集部

どんな視能訓練士に来てほしいでしょうか?

井手院長

「ビジョンがある視能訓練士」を求めています!

新しいことを学ぶモチベーションがある人、気になったことを流さない人、そんな視能訓練士さんがいいですね。スキルは、慣れていけば何とでもなります。

スキルは慣れていけば何とでもなるので、それほど重視していません。私にとって大事なのは「検査をがんばる」という人ではなく、積極的にスキルを磨いて知識をつけたいと思っている人です。

当院では副業も可能なので、他院でアルバイトをし、知見を深めて技術を磨くこともできます。当院と他院、それぞれで学んだことをお互いの施設で生かせれば、さらに成長できますよね。

面接では、「3年後にどんな視能訓練士になっていたいか」のビジョンを持っているか見たいですね。

スキルよりも積極性や学びのモチベーションの高さが求められています

Contact編集部

見学はした方がいいですか?

井手院長

はい、見学は必ずしてもらいます

やはり一度は現場に直接触れてみないとわからないと思うので、見学や体験は必ずしてほしいです。

一度の面接だけではお互いのことがわからないし、誤解したまま入職すると「こんなはずではなかった」となってしまいます。

「応募するかしないかは、見学ありき」というのが私のスタンスなので、いつでも連絡していただいてけっこうです! 気になることは何でも聞いていただき、私たちのこともできるだけ知ってほしいと思います。

院長先生はあなたの見学を待っています! どんどん気軽に見学に来て下さい!

理念とは

Contact編集部

先生の理念を教えて下さい

井手院長

患者さんの不安に寄り添い、最適な医療を提供することです

私自身、研修医時代に円錐角膜が発覚し、「進行するんじゃないか」とずっと不安でした。子供のころは遠視性弱視だったということもあって、目に関して患者さんが抱えている不安がよくわかるのです。

私にとっては患者さんとのコミュニケーションが第一なので、納得していただける診療を行っています。必要とあらば他院へ紹介するなど、患者さんが最適な治療を受けられるようにしています。

患者さんの不安に寄り添える人、患者さんと接するのが好きな人に向いていますね

Contact編集部

院内のデジタル化は先生の趣味なんでしょうか?

井手院長

趣味というより、すべては患者さんのためです!

眼科用のIT機器を開発して使うのも、「機械で十分なこと、人間がやらなくては駄目なこと」を分けるためです。ITを使うことによって無駄な時間を使わずに済み、余った時間を患者さんのために充てられますよね。 

院内のデジタル化は「限られた時間や人手を、最大限、患者さんのために使いたい」という考えを実行するための手段なんです。

医療ITに興味のある医師向けにkindle出版もよく行なっているので、興味があれば参考にしていただいてもけっこうです。

患者さんのためになるアイデアを考えるのが好きな人にもおすすめですね

Contact編集部

どんな眼科にしていきたいですか?

井手院長

全員社長になろう!っていう「社長眼科」ですね

目指しているのは、一人一人が「もし自分が社長になったら」という視点を持てる「社長眼科」です。自分が社長になったと思って、自分自身や物事を広い視野で考えられる視能訓練士になってもらえる眼科です。

視能訓練士さんが成長していく姿を見るのが好きなので、お互いに高め合っていける雰囲気づくりを心掛けています。

東京ビジョンアイクリニック阿佐ヶ谷は、視能訓練士に必要な「考える力」「臨機応変に対応できる力」が身につきます

井手院長、ありがとうございました!

インタビュー 一問一答まとめ

スクロールできます
来院数は?・60‐70人
・小児から60代くらいが多い
多い疾患は・ものもらいなど一般的な内容
・円錐角膜が多い
小児の割合1日5、6人
予約・視野、オルソ、初コンは予約制
・それ以外は予約優先制
カルテ電子カルテ・CLIPLA Eyeを使用
紙カルテも一部併用
スタッフ構成視能訓練士3人(非常勤20代前半から40代半ば)
受付3名(常勤20~40代)
パートで6~7人
看護師はいない
昼休みの過ごし方クリニックの中で自由に過ごしている
忘年会忘年会
お疲れ様会
残業ほとんどない
検査の任される範囲自分の力で考えて組み立てる
求めるORT像・学ぶモチベーションがある人
・ちょっとしたことに引っかかることができる人
・スキルアップしたいと考えている人
見学見学は必ずしてもらう
理念患者さんとのコミュニケーションを大事にしたい
院内デジタル化へのこだわりIT化により余った時間を患者さんのために使う
どんな眼科視能訓練士として成長できる眼科にしたい
Contact編集部

東京ビジョンアイクリニック阿佐ヶ谷と相性がいいのはこんな視能訓練士です

・自分で検査を組み立てるのが好き
・新しいことに挑戦したい、学びたい意欲がある

・必ず検査の指示を医師に聞くのがストレスである
・今の職場ではこれ以上学ぶことができずにあせっている
・「医療×デジタル」に興味がある

求人概要

東京ビジョンアイクリニック 阿佐ヶ谷

スクロールできます
仕事内容・ 眼圧や視力などの眼科一般視機能検査
※眼科クリニックでの業務
応募資格視能訓練士免許をお持ちの方
雇用形態正社員・パート・アルバイト
勤務地〒1660004
東京都杉並区阿佐谷南3-58-1 
ビーンズ阿佐ヶ谷1F 
アクセスJR中央線・総武線 阿佐ヶ谷駅 直下(徒歩1分)
丸ノ内線 南阿佐ヶ谷駅から徒歩5分
給与・経験3年未満 25万円(経験3年以上 27万円)
・給与は経験・資格により当院基準に準ずる
(パートご希望の方は個別に相談)
手当・通勤手当全額支給
勤務時間・9:45~13:45、15:30~19:30
(受付終了は13:00、18:30 患者さんがいらっしゃらなければその時点で終了)
※土日は勤務あり
休暇・週休2日相当(シフト制で月に8-9日の休み)
・定休日(水曜日と祝日)
・有給休暇あり
待遇・福利厚生・賞与あり:年2回
・医師国保
・制服貸与

 

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